フラワーゼリーケーキ

フラワーゼリーケーキの歴史・由来

フラワーゼリーケーキは、南米発祥のデザートで「ゼラティナヘラティーナ」と呼ばれ、お祝いの席で出されることも多い華やかなゼリーケーキです。透明なベースゼリーに専用ナイフで切れ込みをいれて、カラーゼリーを流し込むことによってゼリーの中に美しい花を描きます。このゼリーケーキを初めて見たときの驚きと本物の花が咲いているような美しさに「いったいどうなっているの!?」とその秘密を知りたくてたまらなくなったことを今でも覚えています。ご縁あって2014年にゼラティナへラティーナの第一人者であるAna Enobiさんを招いて、日本ではじめてフラワーゼリーケーキのレッスンを催しました。2016年には「フラワーゼリーケーキレッスンBOOK(河出書房新社)」を出版し、フラワーゼリーケーキの楽しさ・美しさを多くの人に知ってもらいたいと活動しています。

Mammy Sweets Art主宰
田邉美佐紀

フラワーゼリーケーキの基本の作り方

#01   めしべ・おしべを作る

線で表現できるめしべやおしべは注入器の針部分をさしてカラーゼリーを注入しながら引きぬいて表現します

めしべ・おしべを作る

#02   専用ナイフで切れ込みを入れる

作る花の種類にあわせて専用ナイフを選び、花びらや葉の一枚ごとに切れ込みをいれます

専用ナイフで切れ込みを入れる

#03   切れ込みにカラーゼリーを注入する

注入器を使用して、花びらの色、葉の色にあわせたカラーゼリーを注入します

切れ込みにカラーゼリーを注入する

#04   完成

完成

フラワーゼリーケーキに使用する道具

フラワーゼリーケーキに使用する道具

専用ナイフ
フラワーゼリーケーキの中に花びらや葉の形状を描くために必要な専用ナイフです。日本製の樹脂原料を使用して日本製造の専用ナイフはオンラインショップほか一部小売店で販売しています。

⇒購入できるオンラインショップ(Cosjwe)はこちら

注入器
専用ナイフでいれた切り込みにカラーゼリーを入れるときに使います。100円ショップなどで化粧品やオイルなどのボトル詰め替え用の注射器タイプのものを購入できます

フラワーゼリーケーキで広がる活躍のステージ

フラワーゼリーケーキは、まだまだ日本では認知されていないため、新しいスイーツとして注目されています。ベースゼリーを保管するための冷蔵庫とカセットコンロがあればキッチン設備は不要ですので出張講習なども行いやすいです。季節の花、地域の花を描いたワークショップを開催している方もいます。レッスンにとどまらずフォトジェニックなスイーツとしてカフェで販売したり、結婚式のサプライズスイーツとして提供したり、大手百貨店や旅行会社の通信販売カタログなどに掲載されたりと、活動のフィールドが大きく広がります。

フラワーゼリーケーキを料理教室にとりいれるメリット、活躍フィールドの広がり

フラワーゼリーケーキレッスン情報

Mammy Sweets Art主宰 田邉美佐紀

Mammy Sweets Art主宰 田邉美佐紀
Mammy Sweets Art主宰。アメリカウィルトン社ローズ氏の直接指導研修を受講後、世界初のウィルトンメソッド公認教室に認定される。イギリスシュガークラフト協会会員。ジャパンシュガーアートコンテストウェディングケーキ部門人気投票金賞受賞/第4回シュガークラフトグランプリ日本大会全日本士厨司協会賞受賞/帝国ホテルスイーツアートコンペティション金賞受賞/生涯学習開発財団認定シュガークラフトディプロマ講座、アイシングクッキー認定講座、フラワーゼリーケーキ認定講座主宰。キリン午後の紅茶CM用ケーキを始め、法人からのオーダーでディスプレイ制作実績多数。日本テレビ「シューイチ」に出演し、中丸雄一さん塚田遼一さんにフラワーゼリーを指導したほか、テレビ番組や雑誌掲載等多数。著書「フラワーゼリーケーキレッスンBOOK(河出書房新社)」は、国内初のフラワーゼリーケーキ専門書。

Mammy Sweets Art(東京都大田区)
https://www.mammysweetsart.com/

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